今日の作業報告です
T様のアルトバンターボ、排気系見直しでの入庫です。 このアルトには当店で搭載したK6Aターボが搭載されているのですが、後期型のK6Aを搭載しているのでタービン直後に触媒が付いていてかなりの排気抵抗になっています。 タービン通過後の排気ガスがもろに触媒にぶつかっている状態ですね。 浄化効率や消音の意味では効率が良いのでしょうが、ブーストを上げてパワーを上げたエンジンには不向きですね。 これを前期型のアウトレットパイプに交換し、触媒位置も変更することで排圧の軽減を図り、タービン、エキゾーストバルブへの負担を軽減します。
前期型のアウトレットを使用することでフランジ位置がエンジン側へと近づきフロントマフラーの長さが足りなくなってしまします。 画像はとりあえず切断して仮組みして位置を現物確認しているところです。
何度も位置や角度を確認して足りないパイプを切り出し切断面の角度を現物合わせで調整していきます。 今回は曲がりパイプを仕様してちょうどいい位置で合わせて溶接しました。 焼けが入っていないステンレス部が追加した部分ですね。 取り付けも完了しマフラー出口の位置も完璧です! 明日試走して納車となります。
こちらはS様のフィット、フロントパイプ加工依頼での入庫です。 社外のフロントパイプに交換したものの社外エキマニ用のものを選んでしまったためノーマルエキマニとの相性が良くなく排気漏れや異音が出るとのことで加工に踏み切りました。
フロントパイプについているO2センサーのコネクタが社内へ入っているのでセンターコンソールを外してコネクタを外してからフロントパイプを取り外します。
ノーマルエキマニ対応とするためフランジの付け替えです。 画像のとおりフランジ交換完了しました。気になっていた外径の違いも差し込んで溶接という方法で違和感なくくっつきましたよー(笑)
さすがにノーマル形状のフランジとあってノーマルエキマニにドンピシャで付きます(笑) 排気漏れも皆無です。 気になっていた異音ですが・・・音は多少小さくなっているようですが、まだ出ているようで(汗) これ、エキマニの音じゃないかもしれませんね。 明日、異音の特定してみますね。