今日は定休日でしたが作業の遅れを取り戻すため早朝から休日出勤して午前中作業していました。 なので昨日の作業とまためて報告させて頂きます。
昨日からの作業報告です。
J様のGC8インプレッサ、タイベル交換他多数作業再開です。 まずはタイミングベルト交換作業から開始します。 前回にカバーを外すところまで進めていたので一気にタイベルを外していきます。
オイルシール交換のためカムスプロケットも取り外します。各部オイルでべっとりです。 カムシャフトにサビが浮いてきているので水の浸入もあったものと思われます。
ウォーターポンプも外します。 これまでに外したパーツたちです。 写っているものではカムスプロケット以外は全て交換となります。 スバルの水平対向エンジンはテンショナーやアイドラーが多数ありタイミングベルトも長いので部品代は高額になります(汗)
クランクオイルシールと4つのカムイオイルシールを交換したあと、カムスプロケット、アイドラーやテンショナー、ウォーターポンプを組み付けていき、タイミングベルトを取り付けます。 コマずれしないようしっかりと何度も確認しながら組み付けます。 オートテンショナーで張りをつけてタイミングベルト組付は完了です。 タイベルカバーはパッキンが漏れたオイル等で劣化、膨張してちぎれているものもあったのでパッキンは全て新品へと交換して組み付けました。
エアコンベルトのテンショナープーリーのベアリングからも異音が出ていたのでこれも新品へと交換です。 新品のファンベルトを組付けてエンジン側はほぼ完了です。
コンデンサー、ラジエーターを取り付けていきます。 ラジエーターアッパーホースとロアホースは劣化していたので早めの対策で新品へと交換しています。 クラッシュしていたコンデンサーはリサイクル部品を使用しました。 パッキンはもちろん新品へと交換して漏れないように対策です。
次はフロントマフラー交換へと入っていきます。 触媒と一体型でタービン直後から取り外さなければならないためエンジンルームの遮熱板やインタークーラー等の部品を取り外していきます。
狭い箇所での作業で上から下から様々な工具を駆使してようやく外れます。 タービン直後なので熱でボルトナットの固着もありちょと苦戦しました(汗)
外れたフロントマフラーとリサイクル品です。 前期、後期の違いがあるので多少の変更がされているようですが形状は一緒っぽいので装着できそうですね。 同じモデルのリサイクル品がなかったので仕方ありませんねー。 違いのある箇所は小加工で対処していく予定です。 触媒も一体型なので新品となるとえらい高額になると思われますので(汗)
次はディスクローター研磨です。 一度も交換歴も研磨歴もないらしくレコード盤のように波打ってしまっています。 研磨機にかけて均等に研磨します。
ディスクローターの研磨前、研磨後のBefore→Afterです。 まるで新品のように生まれ変わりました! これで気になるジャダーもなくなり制動力も安定してくるでしょう。 もちろんパッドの波も削り落として装着しました。 続きの作業は明日となります。