遅くなりましたが今日の作業報告です。
K様のS15シルビア、サイドブレーキケーブル交換です。 右側のサイドブレーキに動きがないためケーブルワイヤーの切断が原因と思い交換したのですが、原因はズバリこれです。 ケーブルが折れて中に水が入り中のワイヤーがサビて固着していました。 切れたのではなく固着でした。 どちらにしても交換となります。
取り付け完了です。 車検いつでもOKです。 K様、ここ見てたら連絡くださいね!
こちらはT様のワゴンR、マフラー修理依頼です。 マフラーが腐食して折れてしまっています。 引きずって走っていたので触媒下部も腐食と擦れによって大穴が開いてしまっていて修復不可状態です(汗)
今回はコストをかけたくないということで廃材を使用してマフラー製作します。 折れたマフラーと当店に捨ててあったマフラーをかき集め素材取りです。 寸法を計測し部材を切り出し製作準備です。
何度も合わせては外しパイプの寸法を合わせて加工をして形が出来たら仮溶接、本溶接して製作していきます。 なんとか形になりました。 排気漏れチェックし問題ないことを確認して終了とさせて頂きます。 ご依頼ありがとうございました!
こちらはO様のER34スカイライン、フロントパイプ加工依頼です。 エキマニ、アウトレットを交換したらフロントパイプが付かなくなってしまったとのことでフロントパイプを現物加工して現車合わせ製作します。
デュアルフロントパイプなので難易度が高いため悩んだあげくアウトレット直後のフランジ付近で加工することにします。 メスを入れる部分はなるべく少ないほうがいいですからね! 継ぎ足す分の素材をステンレスパイプから切り出しています。
これも何度も合わせては取り外しての現車合わせで加工していきます。 最後はTig溶接で仕上げました。
無事加工が完了し取り付ける際に問題が発生。 アウトレットのフランジに付いていたスタッドボルトですが・・・これなんかおかしいと思いませんか? 真ん中のネジ山が切られていない部分が細いんです。 何を言いたいかというと・・・ボルトを締めていこうとするとどんどん入っていってしまうんです。 さらにネジピッチが1.5(通常クルマに多く使われているのはこのサイズのボルトで1.25ピッチ)なので合うナットの在庫もなく、結果トラブルの元になりそうなのでこのスタッドボルトは取り外し両側からボルトナットで締め込む方法へと変更して取り付けしました。 これだと固着してねじ切れても面倒なことはないですからね。
仕上がりはこんな感じです。 以前までと同じようにデュアルの部分はしっかりとフレームの高さ内に収まっています。 デュアルフロントパイプの良さである最低地上高の確保を意識して加工してあります。
テールの出口の位置もばっちり合っていますね! フロントパイプ加工の段階で少しでもずれが生じるとテールではかなりの位置ずれの原因となりますがしっかりと位置は合わせていますのでご安心を(笑) 今日は深夜までの作業となりましたが、明日最終チェックを行い明日の納車可能です! 間に合わせました(笑) 作業協力K様ありがとうございました!