作業報告です。
〇様のバモス。
エンジンチェックランプ点灯、ブロアモーター??とリア側からの異音修理での入庫。
まずはリア、エンジン付近からの異音を特定していきます。
足回りのガタなし。エンジン、ミッションマウントもしっかりしています。
タイヤをゆすっても回しても異常なし。
お次はエンジンをかけながら点検していきます。
異常なし。
と、思いきや。
タイヤに手をかけて軽く回した時に、異音発生(・・;)
金属同士が軽くこすれ合ったような、
カリカリ、キリキリ、チャリチャリって感じの音(-_-)
どうやらエアコンのコンプレッサー交換付近から異音がしています。
早速カバーを外して確認。
なぜかエアコンオフなのにマグネットクラッチが動こうとします(・・;)
異音だと思っていた音は、コンプレッサーが回ろうとする音でした。
タイヤを回すとなったりならなかったり、、、
そこで回転部分に何か干渉していないか一通りチェックしていきます。
するとこんなのを発見。
リアに伸びるハーネスがプロペラシャフトに干渉しています(>_<)
3本の配線の被覆がすれて銅線が見えてしまっていました。
走行中に経年劣化したバンドが切れてしまったのかもしれませんね、、、
配線を1本ずつ保護しなおし、
元の位置に固定しました。
これで異音解消。というか、コンプレッサー交換が正常に動作してくれるようになりました(>_<)
ちなみにチェックランプ点灯の原因は、車速信号の異常でしたが、
車速センサーに異常は無く、プロペラシャフトに干渉して被覆が剥げていた配線が原因でした。
来週も続けて作業を進めてまいります(__)
もう少しお時間いただきます。
写真を撮り忘れましたが、
T様のワゴンR。アイドリング不調での入庫。
診断機をかけてもエラーコードが出ません。
エラーコード無しのアイドリング不調といえば。
ということでISCVの交換をしていきます。
在庫していたものを使用しました(^^)/
軽くオイル汚れを清掃してから、元通り組み付けて作業完了です。
交換前は5分もアイドリングしていられない状態でしたが、
交換後は1時間ほどアイドリングしていても全く症状が出ませんでした(^^)/
この車種、ISCVに不具合があるとコンピューターにまでイタズラして最悪壊してしまう事例も、、、
なので、怪しい場合早めに対処するが吉です(・・;)
もう少しテスト走行、アイドリングを繰り返し、完治を確認してから納車とします(>_<)
あと何日かお時間いただきます(__)
K様のCX-5。
ドアミラーのLEDウインカー取り付け、オイル交換での入庫。
同梱されていたエレクトロタップは使用せず、はんだで結線していきます。
この類の配線コネクターは接触不良が起こりやすいイメージ、、、
元からウインカーがついていたので、簡単に信号を取り出せました(^^)/
動作チェック。
しっかり点滅しました(^^)/
オイル交換も終了し、無事納車となりました。
ご利用ありがとうございました(__)
こちらはT様のJZX100チェイサー、エンジンハーネス製作続報です。
エンジンハーネスを製作するにあたって、室内のハーネス加工、配線処理をしています。
本来はエンジンハーネスと一体となっている車速&リバースハーネスを独立させて製作しなおしました。
元々ATベースの車両だったらしく、車速はATハーネスのままLinkでパルス変換を行っていた模様。
JZX100は車速信号の取り方がATとMTでは全く違うため、今回ハーネス製作ついでにMT車に沿った方法に変更。
これでLinkを介入させなくても車速が取れるようになります。
Linkを使うのでどっちでもいいんですが、私の勝手なこだわりです(笑
ミッション下の配線。 巻き込み、干渉トラブルが出ないよう配線止めを多めにしっかりと固定しています。
そしてエンジンハーネス。 レイアウトを試行錯誤・・・。
レイアウトがほぼ決まったのでいったんへーネスを取り外し被覆をかぶせています。
明日も引き続き作業していきます。