最近、いきなり雨が降ってくるような天気が続いてますねー。その後のじめっとした暑さがキツいですよね(汗)
今回の作業は、泉自動車工房の業務でもあるサビに対する対策です。(腐食してしまったケースですね。)
HA12S アルトです。 フロントフェンダー内の様子ですが・・・見ての通り酷いことになっております。この状態では車検にも通りません。(最近サビ穴に対して厳しくなってきております。)
サビが進行して腐食、そして大穴開いてます。 このアルト、下回りは意外にきれいなんですがこの箇所はこのような状態となっていましたので急遽修復することとしました。 この年式あたりのスズキ車、アルトに限らずここが腐食して穴が開きます。私もMC系ワゴンRでここの補修は5台ほどやっております。 この辺の東北地方のスズキ車は8割くらいはここ腐ってます! 鉄板が2枚重なって溶接されているんですがどうやらこの2枚の鉄板の間に水が入り込み抜けれないため腐食するようです。 その証拠に2枚張りになっている部分だけが極端に腐食しています。 あなたのスズキ車も腐食進んでませんか?
腐食してしまったものは悩んでいてもしょうがないので思い切ってザックリと腐食した箇所を切り取りとってしまいます! この時点で邪魔なストラット等は外して効率よく作業できるようにしております。
こちら側は左側ですが、こっちの方が酷いですね。 もう前側から後ろ側まで繋がってしまっています(苦笑)
切り開けた穴に合わせて鋼板を切り出し裏側にサビ止め剤をたっぷりと厚く塗布しておきます。溶接してしまってからだと裏側は塗れないですからね、少しでもサビを防ぐための措置です。
曲面のため一枚張りは厳しいため今回は鋼板を3分割で溶接、造形していきます。
全て溶接し終え、サビ止め剤を塗布。
そして反対側も同じように。
最後の仕上げにノックスドールのアンダーコートです!ビチューメンベースのペースト状防錆アンダーコート剤です。厚塗りタイプの防錆・遮音剤でゴム系のビチューメンによる厚い弾力のある保護膜を形成します。 強力な防錆効果が期待できます!
反対側もしっかりと仕上げ乾燥となりますので本日の作業はここまでとなります。 この他にも当店ではノックスドールを使用した強力な防錆施工を行っておりますのでサビ対策を考えている方はご相談下さい。
明日乾燥を待って足回りを組み付け終了となります。 乾燥と言っても完全乾燥はしないのでいつまでも弾力がありしっかりと雨水や冬の塩害からも愛車を守ってくれることでしょう。
車検予約頂いていたカローラⅡS様、お問い合わせありがとうございます。 明日の入庫お待ちしておりますね!
新規のお客様で車検予約頂きましたO様、ご予約ありがとうございます! 代車の準備が出来次第入庫案内致しますのでよろしくお願いします!