寒かったですねー(汗) 当店の工場ではストーブに火を入れました。 台風の影響とのことですが、これから徐々に一雨ごと寒さが増していくんでしょうねー(汗) 皆様も風邪をひかないよう気を付けてくださいね!
今日の作業報告です。
制作中のアルトバンです。 ロッカーパネル部分が腐食によりなくなってしまっています(汗) エンジン換装どころの話ではないので直します。
鋼板を切り出し曲げ加工をして整形して防錆剤を塗布します。 鉄板を曲げる高価な機械など残念ながらないので手曲げです(笑) 外から見るとサイドステップで隠れてしまう箇所ですがしっかり直しておかないと車検にも通りません(汗) 今回は極力熱をかけないように溶接、リベットを使い分けて補修しました。 これからさらにアンダーコートやノックスドールで防錆するのですがとりあえずは形を作ってまたいったん保留です。
こちらはI様ご依頼のキャンター、クラッチマスター&レリーズシリンダーO/H作業です。 クラッチの切れ不良ですね。
クラッチペダル上部からマスターシリンダーを取り外します。 狭い箇所なので大変です。 ミッション脇からレリーズシリンダーも外します。
取り外したマスターシリンダー&レリーズシリンダーです。 レリーズシリンダーから分解していきます。 意外にきれいで特に異常はありませんね。 しかし、ゴム類の劣化は否めないのでO/Hしておきます。
マスターシリンダーも分解していきます。 これが中のピストンがなかなか抜けずエア圧でなんとか抜けました。
クラッチの切れ不良はズバリこれでしょう。 シリンダー内面壁、ピストンが錆びてほとんど動かない状態でした。
ピストンはO/Hキットで新品に交換、シリンダーもできるだけサビを落とし内面壁はホーニングしてO/H完了。 今回はO/H依頼ということで動きも良くなりましたが、シリンダーがサビによりダメージを受けていましたので次回不具合が出たらシリンダーも新品に交換した方が良いでしょう。 元通りに組み付けます。
レリーズシリンダーも同じようにO/Hし元通りに組み付けます。 エア抜き作業を終えテスト走行して問題のないことを確認して今日のうちの納車となりました。 ご依頼ありがとうございました!
こちらは先日から保留となっているT様のアルト、オートマPレンジ不良修理です。 本日発注していた部品が入荷したので作業再開です。
部品を組み付けていきます。 主原因だったシャフトも新品に交換しました。 繊細なATなので慎重に組み付けています。
この部品もキットに入っていたので古いものも悪くはなさそうですがせっかくなので交換しておきます。
上側からはインヒビタースイッチ、ワイヤーを取り付け、外していたバッテリー等を組み付けておきます。
ATケース内のユニットを組み付け手動で動かしてみてちゃんと動作することを確認してオイルパン、ATケース後部のカバーを液状ガスケットを塗布して組み上げていきます。 最終チェックをし、ATFを入れてエンジン始動、無事に復活しました。 明日もう一度チェックし、オイル漏れの確認などを終えたあと問題なければ納車となります。
※お知らせ:10月9日木曜日はノックスドールセミナー参加のため臨時休業をさせて頂きます。 ご迷惑をおかけしますが何卒ご了承下さい。