泉自動車工房

中古車販売、車検、整備、鈑金塗装、防錆施工、カスタム車両製作

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10月

10月7日

     台風も無事に過ぎ去り、昨日とは一変して今日は良い天気でしたね! 気温は低くても陽がでると気持ち良いものです。 

 

今日の作業です。

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T様のアルトバン制作です。 今日はこの作業に没頭しました。 車体表面のサビ、凹み、傷等の板金補修作業です。 オールペン予定の車両なので外装は補修してきれいにしておきます。 まずはリヤフェンダーのサビ穴から着手です。 サビで小さな穴が開いていましたが表面を削ると結構な大きさの穴になります。 大体表面に塗装の膨れ上がりや小さな穴があいていると内部は数倍のダメージを負っていると思っていいでしょう(汗) とりあえず患部の周囲を削ってサビを落とします。

 

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今回はサビの再発を極力防ぐためサビない素材のハンダを使用して穴埋めしています。 溶接よりも熱がかからないので周囲の鋼板もサビづらいはずです。

 

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これはボンネット先端部。 ここもハンダで補修して表面の余分な部分を削りとります。

 

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これは左フェンダー。 塗装が割れていたのを削ってみるとかなり大規模にパテが入っていました。 以前の補修痕です。 サビ穴をハンダで塞ぎ周囲の表面サビを削り落として鉄板の地を出していきます。これにサビ止め剤を塗布しパテで整形していきます。

 

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作業に没頭しパテ処理の画像を撮り忘れてしまいました(汗) 一気に整形が終わりサーフェイサーを吹いた画像ですが・・・これが右リヤフェンダーです。 

 

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これが左リヤクォーターパネル。 サーフェイサーが大きな範囲で吹かれていますが、ここ、かなりの凹みで波が生じていた部分です。 範囲が大きいのでライン出しに苦戦しましたがとりあえず良い状態まで持っていきました。 ここはあと小修正が必要ですが完成に近い状態です。

 

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ボンネット先端の補修箇所と小さな凹みも修正完了。 右フェンダーの深い傷も補修完了です。 外装も塗装の準備が整ってきましたよー(笑)  その前にまだまだやらなければならない作業がたくさんありますが(汗)

 

 

10月6日

 寒かったですねー(汗) 当店の工場ではストーブに火を入れました。 台風の影響とのことですが、これから徐々に一雨ごと寒さが増していくんでしょうねー(汗) 皆様も風邪をひかないよう気を付けてくださいね!  

 

今日の作業報告です。

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制作中のアルトバンです。 ロッカーパネル部分が腐食によりなくなってしまっています(汗) エンジン換装どころの話ではないので直します。

 

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鋼板を切り出し曲げ加工をして整形して防錆剤を塗布します。 鉄板を曲げる高価な機械など残念ながらないので手曲げです(笑) 外から見るとサイドステップで隠れてしまう箇所ですがしっかり直しておかないと車検にも通りません(汗) 今回は極力熱をかけないように溶接、リベットを使い分けて補修しました。 これからさらにアンダーコートやノックスドールで防錆するのですがとりあえずは形を作ってまたいったん保留です。

 

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こちらはI様ご依頼のキャンター、クラッチマスター&レリーズシリンダーO/H作業です。  クラッチの切れ不良ですね。

 

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クラッチペダル上部からマスターシリンダーを取り外します。 狭い箇所なので大変です。 ミッション脇からレリーズシリンダーも外します。

 

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取り外したマスターシリンダー&レリーズシリンダーです。 レリーズシリンダーから分解していきます。 意外にきれいで特に異常はありませんね。 しかし、ゴム類の劣化は否めないのでO/Hしておきます。

 

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マスターシリンダーも分解していきます。 これが中のピストンがなかなか抜けずエア圧でなんとか抜けました。

 

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クラッチの切れ不良はズバリこれでしょう。 シリンダー内面壁、ピストンが錆びてほとんど動かない状態でした。

 

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ピストンはO/Hキットで新品に交換、シリンダーもできるだけサビを落とし内面壁はホーニングしてO/H完了。 今回はO/H依頼ということで動きも良くなりましたが、シリンダーがサビによりダメージを受けていましたので次回不具合が出たらシリンダーも新品に交換した方が良いでしょう。 元通りに組み付けます。

 

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レリーズシリンダーも同じようにO/Hし元通りに組み付けます。 エア抜き作業を終えテスト走行して問題のないことを確認して今日のうちの納車となりました。 ご依頼ありがとうございました!

 

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こちらは先日から保留となっているT様のアルト、オートマPレンジ不良修理です。 本日発注していた部品が入荷したので作業再開です。

 

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部品を組み付けていきます。 主原因だったシャフトも新品に交換しました。 繊細なATなので慎重に組み付けています。

 

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この部品もキットに入っていたので古いものも悪くはなさそうですがせっかくなので交換しておきます。 

 

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上側からはインヒビタースイッチ、ワイヤーを取り付け、外していたバッテリー等を組み付けておきます。

 

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ATケース内のユニットを組み付け手動で動かしてみてちゃんと動作することを確認してオイルパン、ATケース後部のカバーを液状ガスケットを塗布して組み上げていきます。  最終チェックをし、ATFを入れてエンジン始動、無事に復活しました。 明日もう一度チェックし、オイル漏れの確認などを終えたあと問題なければ納車となります。

 

※お知らせ:10月9日木曜日はノックスドールセミナー参加のため臨時休業をさせて頂きます。 ご迷惑をおかけしますが何卒ご了承下さい。

 

10月3日

   

今日の作業です。

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先日に引き続きS様のBCNR33GT-Rの作業です。 ホース類を一新しています。 インテーク側の水ラインはほぼ全て新品へと交換しました。 青く見えているのはエアホースで純正部品だと長いホースを切って使う形になり無駄に長いホースを購入することになり高額になってしまうので当店で在庫しているシリコンホースを使用しました。 耐久性も純正より全然高いので安心して使えます。 私の判断で勝手に使用しているのでサービスにしておきますよ(笑)

 

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インマニ下のホース類の交換が完了したのでとりあえずインマニ取り付けまではできそうなのでインマニ装着します。 先日面を出してきれいにしておいたのでメタルガスケットを挟み込んで装着します。 保険として水周りには薄く液状ガスケットを塗布して漏れないようにして取り付けました。 

 

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ボルトの締め付けは内側から外側のボルトへと順番通りに締め付けてインマニ取り付け完了! 

 

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サージタンク(コレクタータンク)もきれいにガスケットのカスを剥がし面を出して装着に備えます。

 

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スロットルも・・・と思ったのですがこの通りびっしりスラッジがこびりついています。 洗浄してスッキリ!といきたいところなのですが、RB26のスロットルはモリブデンコーティングされており灯油や溶剤等で洗浄するとコーティングが落ちてしまいます。コーティングが落ちるとスロットルの密封性がなくなりアイドリングが下がらないなどの不具合を起こします。 かと言って拭いてだけではこの汚れは到底落ちません。 オーナー様と相談しコーティングを落として洗浄し、そのままでは不具合が出るので新たにコーティングを施すこととしました。 少し予算はかかりますがここまで来たらやるしかないですね! S様、ご理解頂きありがとうございます。

 

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スロットルをリンクから外して洗浄の準備です。 コーティング剤の入荷が2週間ほどかかりますのでもう少し時間頂きますね。 

 

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こちらはMH23SワゴンRスティングレー、オーディオ交換作業です。 このクルマ、オーディオ交換でここまで外さなきゃならないんですねぇ・・・(汗)正直作業性悪いです(泣)  オーディオ交換ならサクッと終了する予定だったんですが(汗)

 

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取り付け、設定が終わる頃は真っ暗でした(汗) とりあえず無事に交換完了です! 

 

 

10月2日

今日もたくさんのお客様のご来店、ありがとうございます! ノックスドール防錆施工のご依頼、問い合わせが増えています。 やはりみなさん冬の融雪剤に脅威を感じているようですね。 東北地方の冬はクルマにとって大変厳しい環境を生み出しています。 当店では来週もノックスドール防錆施工セミナーに参加予定でして防錆に真面目に取り組んでいきたいと思っています。  

 

今日の作業です。

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S様のBCNR33GT-R、インマニ、スロットルガスケット交換作業です。 部品が少しづつですが入荷してきましたので作業再開です。 外したインマニにへばりついたノーマルの紙ガスケットを剥がしています。 ・・・こびりついてなかなか剥がれません(汗) 地道に剥がしました。

 

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地味にカリカリと剥がし始めて約30分きれいに剥がれました。 裏表で1時間くらいですかね(汗) 最後はガスケットの密封性を高めるため、オイルストーンで表面をならして面をきれいに出しておきました。

 

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インマニにこびりついているインジェクターのインシュレーター取り外していきます。 漏れが発生していたので当然全部交換します。 案の定固くなってしまっています。

 

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ここまでバラしたついでの作業で、インマニ側のホース類を全交換します。画像は一部ですがこの倍くらいのホースが入り組んでいます(汗) 約20年近く使用され硬化してカチカチのホースを外していきます。 固くてなかなか外れないものは切りながら外しました(汗) パイプ側もサビが発生してきていますが全て交換となると高額になるためサビを落としながら新ホースを繋いでいくことにします。 

 

中古車成約ラッシュです(汗)

MH21SワゴンRお買い上げのU様、10月10日の納車めざして頑張ります! 

MH22SワゴンRスティングレーご成約のI様、10月11日入車、15日前後納車に向けて頑張ります!

NC25セレナ取り寄せ依頼のK様、今日はありがとうございました! 手続き進めておりますので詳細分かり次第連絡しますね!

 

Y様のプレオはノックスドール防錆施工終了し無事納車となりました。 ありがとうございました! もう1台のプレオの方も来週の入庫で調整して連絡しますね!

 

 

 

 

10月1日

今日から10月スタートです。 時間進むの早すぎです(汗) 10月も頑張っていきますので皆様よろしくお願いします!

 

今日の作業です。

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Y様のプレオ、ノックスドール防錆施工です。 今日は朝一で施工開始です! 車体下部に塗装室を作り出しています。 防護服を着てマスクをして帽子、手袋のフル装備でUM-1600を吹き付けます。

 

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タイヤハウスから吹付けていきます。フェンダーライナーも外してまんべんなく吹き付けています。

 

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十分な膜厚を確保しながら全面吹き付けていきます。 きれいに吹き上がっていますよー! フロア下を通る鉄製のブレーキパイプ等の配管や鉄製燃料タンクもサビる対象となりますので吹き付けしています。 

 

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ドア下部の水抜き穴からロングノズルで内部防錆しています。 バックドアも同様に施工しました。 

 

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ノックスドール防錆施工済み車の証をペタリと貼り付けて完了です! 今晩一晩乾燥時間を頂いて明日の納車可能です。 ご依頼ありがとうございました!

 

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T様のアルト、Pレンジ不良修理です。 原因追求に取り掛かっていきます。 とりあえずミッション内部がどうなってしまっているかを確認するためにミッションを開けなくてはならないのでATFを抜いておきます。  ポンプでオイルパン内部まで吸い上げています。

 

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パーキングロック部分を確認するためATミッションのオイルパンとミッション後端のフタ?を開けて確認です。

 

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あれ?・・・ロック部分は異常ないようですね(汗) 

 

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ミッションケース内の部品を取り外し、くまなくチェックしています。 パーキングロック機構をワイヤーからリンク、ロック部分まで調べていくと・・・シャフトの動きが異常に渋くなっているのを発見! おそらくこいつが原因でPレンジまで入りきっていなかったのが原因と断定しました! 

 

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ATのインヒビター下に付いているこのシャフトが渋くて回りづらくなっていました。 外してみてみると、サビによって膨張して回りづらくなっていたんでしょうね(汗) このシャフトAssyで新品と交換することとします。 明日発注しますのであとは部品待ちとなります。  T様、ミッション脱着作業はなんとか免れました(汗)下ろさないで修理できそうです!