今日は朝から八戸まで新規検査登録、名義変更、抹消等で午前中は奔走していました。 さすがに年度末とあって登録関係、車検で陸自も混み混みでした(汗) 予定よりちょっと時間がかかってしまったので午後は作業に没頭しました。
今日の作業です。
急遽トラブルで入庫したA様のレガシーです。 フロント廻りから異音がするとのことで試運転したり目視チェックしたところフロントブレーキパッドがなくなっていてディスクローターを少しですが削ってしまっていました。
この状態でした。 片側だけ偏摩耗しています。 斜めに減っている状態ですね。 この原因は片側のスライドピンが固着して動けなくなっていて均等に当たれなかったことによるものでした。
固着したスライドピンはまだ致命傷ではなかったので動きを確認した上で清掃、研磨してグリースを塗布して組み付けました。
ブレーキパッドは新品へと交換しました。 しっかりとグリースを塗布しています。 削れてしまったディスクローターですが、本来ならば研磨か交換するところですが、オーナーの希望で今回はそのままにしました。 もちろん、安全を確認した上での判断です。 削れたと言っても微々たるものだったので問題なしと判断しました。
さて、こちらはY様のアルファード、ノックスドール防錆施工です。 今日はこの防錆施工特集ですよー!(笑) 完全乾燥を終えたので一気に進めていきます。 この通り、最近の車にはいろんな謎のカバーやらアルミ鍋のような素材の遮熱版やらが多数付いています。 このまま施工するとカバーのかかっているところは施工されないということになりますので、当店では徹底的に外せるものは外していきます!
ってなわけで邪魔だったのでマフラーまで外しちゃいました(笑) これで作業効率がグッと上がります。 さらにマフラーの影になっている塗装が届かない箇所まで楽々塗装できるようになり一石二鳥ですね! ただ、手間はかかりますが(汗)
マフラー上部についているこんな遮熱版や、スペアタイヤ、フェンダー内のカバー等徹底的に外していきます。 アルファード・・・最高級ミニバンだけにパーツ多すぎ!(笑)
外したボルトナット、クリップ等の一部でこんなに・・・。 数えればゆうに50個は超えてます。 外すのにも時間かかるわけですねー。
外せるものは全て外したところでじっくり下回りを拝見。 一瞬「おっ!」と思うほど防錆されていた部分があるのですがほとんどは鉄板むき出し状態です。とても最上級ミニバンの処理とは思えませんねー。 「見える部分」はしっかり処理されていましたが(笑)
施工開始です! このように鉄板の合わせ目全てに750浸透剤を吹き付けていきます。 これが鉄板合わせ目に浸透していき水分を弾き浸入を防いでくれます。
フレーム内、ロッカーパネル内には全方位噴射ロングノズルを使用して吹き付けていきます。 このノズルによって袋状になっている箇所にも吹き付けすることができます。 画像でもわかるとおりフレーム内部もロウ状の浸透剤が密着します。ロッカーパネルやリヤエンドパネル内部は合わせ目からたれてくるほど噴射しています。
浸透剤を施工したらついにUM1600を全面に塗装します。 飛散してボディにつかないよう車体一周ぐるりとタンカルマスカーで囲います。 アルファードがスカートを履いたようです(笑) 熱源、回転部は施工禁止となっていますが、今回はマフラーをフロントから外してしまっているのでプロペラシャフトだけをマスキングしておきます。
きれいに吹き付けていきます。 時々膜厚を計測しながら厚く均等に吹き付けていきます。 けっこう大変な作業です(汗)
こんな感じに仕上がりました。 非常にきれいに仕上がっています! サビの対象となる金属製のパイプ等にも吹き付けています。
非常に錆びやすいリヤアクスルフレーム内部や燃料タンクにも吹き付けておきました。
車体外周に巻いたマスカーも施工後はこんなに吹き付けた溶剤が飛散しています。 これをしなければ大変なこのになりますね(汗) 本日アンダーボディ、フレーム内部、ロッカーパネル内部の施工は完了しました。 一晩乾燥させて明日には外した部品の組み付け作業に入ります。
K様のR32スカイライン改RB26仕様(本日晴れてK様所有となりました!)は車検クリアし希望ナンバーも付きました。もちろんフル公認車両ですので持ち込み車検でも問題なしです!しっかり整備もしたので一発クリアとなりました。 残るは納車準備となります。 明日、明後日で最終調整し日曜納車予定となります。 K様、もう少しです!
ありがとうございます!
楽しみで楽しみで毎日
拝見させてもらってます!
いいのであれば毎日
工場に見に行きたい程なのですがね。。。
日曜日、
楽しみにしてます(´`)