今日は寒波も一休みだったのか寒さが緩み日中は過ごしやすい日でした。 当店も工場のストーブに火を入れなくても過ごせました(笑)
今日の作業です。
S様のMH21SワゴンR、エンジン不調修理にて入庫です。 先日から2度ほど預かっていろいろやってきたのですがまたすぐに症状が出てしまっていたので3度目の正直で今回こそは原因を突き止めたいと思います。 しかし、この型のRR-DIというグレードの直噴エンジンがあるのですがトラブルが多いらしいですね。 スズキの軽初の直噴エンジンですね。
私の妹も同型のワゴンRに乗っているのでそのクルマからISCVとECUを借り交換してみることにしました。 これで症状がでなければこいつらが悪さしてるってことになりますねー。 なぜ両方同時交換かというと、万が一ISCVのなかのコイルがショートしてしまうと、コンピューター内のトランジスタに過大電流がながれトランジスタを破壊させてしまうことがあります。またこのようになってしまったコンピューターに正常なISCVを取り付けると、ISCVのコイルに常時電流が流れ続け、ISCVが焼けてしまうこともあるので一応両方同時交換して2次災害を防ぎます。
スロットルボディ下部にあるISCVを交換中です。 このあとしばらくアイドリングしたり試乗したりしてみたのですが一応症状は出ず・・・やはりECUかISCVが原因なのか・・・。 もうしばらく様子を見たり点検して判断しますのでもう少しクルマお預かりしますね。
こちらは車検整備~登録までのご依頼で入庫中のS様のワゴンRです。 マフラー、ドライブシャフト等の部品が来週入荷予定なのでその前にタイミングベルト交換等、エンジンの方から作業始めていきます。 12万キロ未交換のタイミングベルトはどうなっているのでしょうか?(汗) んー、それにしても最近ワゴンRばかりやってるような(笑)
フロントバンパーを外しコンプレッサーも外して作業性を上げていきます。 エアクリーナーBOXも邪魔になるので外します。 ついでにエアエレメントが汚れているので交換となります。
ここで発見! コンプレッサーを外してみるとエアコンのアルミ配管がタービンアクチュエーターに繋がるホースに当たっていてホースがこの通り破れていました。 不具合の原因となりますので後ほど交換します。 時々思わぬ発見がありますので定期的なメンテナンスの必要性をつくづく感じます。
MC型からの新規格のワゴンRと違いエンジンマウントがカバー手前にないので作業性は悪くありません。 といっても旧規格の軽でエンジンルーム自体狭いので作業スペースは狭いですが(汗)
タイベルカバーが外れました。 ここでやっとタイミングベルトが見えてきます。 今回もウォーターポンプも交換となるのでカムプーリーを外し、その下のプレートを外さないとウォーターポンプが外れないのでばらしていくことになります。 とりあえずベルトを外します。
外したタイミングベルトです。 えーと・・・切れる寸前でした!(滝汗) 危なかったですねー。 切れてしまうとエンジンが終わってしまうので10万キロまでにはタイベル交換しましょう。(エンジンによっては壊れないものもありますがもちろん走行は不能になります。) 今日の作業はここまでとし続きは明日になります。
明日、車検で入庫予定のパジェロミニ、N様。 ご依頼ありがとうございます! 明日の入庫お待ちいておりますね!