やはり天気予報通り一気に寒くなりましたねー。 夕方あたりはかなりの冷え込みでした。 寒さの中今日は作業に没頭しました。
今日の作業報告です。
O様のアルトワークス再生作業です。 昨日の続きで残る助手席側のフェンダー内の腐食穴補修です。
鋼板を貼り付けて溶接していきます。 ここは外装部と違い見えない箇所ですのでガンガン溶接して仕上げていきます。 最後には美しく仕上げますよー。
室内も室外も鉄板がむき出しになった部分にはサビ止め材とたっぷりと塗布して防錆しています。
左右フェンダー内の溶接した部分に防錆アンダーコートを厚く塗布し形成していきます。 もう溶接部がわからくなりました。
穴補修は一時中断して今度はノックスドール防錆施工を施していきます。 まずは浸透剤750を鉄板貼り合わせ部全てに吹き付けて浸透させていきます。
今回はフレームに修理跡があり穴が塞がれていたのでフレーム内部に吹き付ける穴がなかったのでドリルで穴を開けました。 乱暴な気もしますが最終的に塞ぐ穴ですので中でサビが進行するよりは吹付け穴を作るという判断です。
リヤバンパー、テールレンズを外し、配線穴からフェンダー内にも浸透させていきます。 ここは室内まで達する場所なので無溶剤の700としました。
ここでいったん防錆は浸透剤が落ち着くまで中断してフロントドライブシャフトを左右交換しました。左右共に関節部にガタが出ており、ハンドルを切るときに異音が出ていたため状態の良いリサイクルパーツへと交換となりました。
中古品ですがガタもほとんどなくブーツもしっかりしています。 シャフトを抜く際にミッションオイルが少し漏れるのですが、その漏れ出たオイルがかなり汚れていたのでついでにオイルは交換とさせて頂きます。
さて、ノックスドール最終施工んの準備開始です。
マフラーはまだ付いていないのでマスキングは回転部のプロペラシャフトだけでした。 これで車両側の準備は完了です。 あとは私が着替えて準備して施工開始です。
元々サビは多少あった車両ですが吹き上がってみると非常にきれいなアンダーボディが出来上がりました。 サビてしまった部分は人間と違って自然治癒することはありませんが、この施工によって間違いなく車体の寿命は伸びたことでしょう!
こちらはS様のMC11SワゴンR足回り交換作業&マフラー出口修正作業依頼です。 作業に没頭して画像撮り忘れたのですが、滞りなく作業は進み冬道仕様のノーマル車高へと復帰しました。 当然しっかりサイドスリップ調整しています。 これをしないと雪道ではかなり危険ですし、タイヤも偏摩耗してしまいますからね!
マフラーテールが腐食により取れてしまっています。 よく見ると固定しているボルトが折れてしまっています。 固定するところも特に見つからないので折れたボルトをなんとかして同じところにしっかり固定しましょう。
固定ボルト穴が折れ込んだボルトによって完全に塞がってしまっています。
ドリルで折れ残ったボルトの真ん中に穴を開けてボルトの残骸を除去し、タップでネジ穴を新たに作っていきます。
出来上がったボルト穴にしっかりと固定して無事に修理が完了しました! これでガッチリと動くことはありませんね! 作業依頼ありがとうございました!
T様の修理依頼のキャンター、明日の入庫お待ちしております!
車検依頼で入庫中のプレオH様、タイベル交換見積りの方できましたので明日届けます。 ご検討お願いします。