今日は先日から作業しているバモスのエンジン交換作業に没頭しました。
今日の作業です。
S様のバモス、エンジン交換作業です。 部品が届いたのでどんどん進めます。 まずは旧エンジンに付いていたウォーターポンプを新エンジンに移植します。
ウォーターポンプ取り付ける箇所の当たり面をきれいに拭き取り、オイルストーンでならして新品のパッキンを取り付けポンプを装着します。 めんどくさいことをやってるように思うかもしれませんが水漏れしないために細かいことを確実にやっておきます。
ウォーターポンプ移植完了! これでタイミングベルトが取り付けれます。
早速タイミングベルト取り付け。 コマずれしたりしたまま取り付けると不調になりますので、間違いない作業で慎重にベルトを張りました。
タイミングベルトを取り付けるとタペットカバーを取り付けることができます。 このエンジン、タイベルカバーにタペットカバーが乗っかる状態で付くので順番に取り付けていきます。 長期間の使用で硬化したパッキンはオイル漏れを誘発しますのでついでに交換となります。
プラグホールのOリングもセットで交換となります。
タイベルはどこへ? と思うほど隠れてしまいましたね。 カバー等を取り付けていくと中は見えなくなります。
カバーを抑えるボルトに挟んであるゴムパッキンも交換です。 これもセットですね。
交換したパッキンセット。
エンジンが組みあがってきたので、車体側の準備もすすめます。 デフを外すときにサビ付いて折れ込んでしまったボルトをドリルでもんで新たにタップでネジ穴を作っています。 これでなんとか復活です。
いきなりエンジン搭載! なんとか無事に乗っかりました。 エンジンに繋がる配管やら配線を組み付けていく作業に入ります。
デフもマウントに固定してシャフトでエンジンと繋がります。 一人での作業なので木材にデフを乗せて押さえながら作業しました。
エンジンを車体にドッキングしてから補器類を取り付けていると・・・なぜかエアコンベルトに張りがでません(汗) 原因はなんと!・・・クランクプーリーが新旧エンジンで大きさが違うじゃないですか! 仕方ないので旧エンジンから外したものを取り付けし直します。 エンジン搭載状態での作業となるので難易度は上がります。 タイベル交換時に気づいていれば・・・とほほ。
なんとかこの狭いスペースで取り付けできました。 このあと無事にベルトも張ることができ解決です。
エンジンハーネスを細い箇所をようやく通しECUと繋がります。
油脂類を注入しエンジン始動! 無事に一発でかかりました! あとは各部チェックし、エア抜きして完成となります。 この車両はエア抜きが大変なので明日じっくりとやります。 ってか、この時点でもう夜10時なのでこの日は終了としました(汗)
バモスは明日納車予定です。
明日はS様ワゴンRとO様のアルトワークス見積もり作業予定です。
O様のキャリートラック車検作業も部品入荷しましたので明日から本格的に作業始めます。