もう9月10日になりましたねー。 この調子だと9月もあっという間に過ぎてしまいそうですね(汗)
さて、作業報告です。
O様のER34です。下回りのパスター吹き付け作業の準備です。 ボディ面にミストが飛ばないようにしっかりとマスキングしております。
さすがは普通車、軽自動車のようにサビサビではありませんね。 しかし、パネルの張り合わせ部にはうっすらとサビが浮き始めています。 放置してはいけませんね!
見えない部分ですがしっかりと吹き付けました。
そして排ガス検査。 ここで大問題が発生!
数値だけ見てもピンと来ないかとは思いますが、この数値、間違いなく車検NGなんです。 年式によりガス規制値が違いますが、このクルマの年式だとCO1%以下、HC300ppm以下でなくてはならないんです。 思いっきりガス濃いです!
原因追求です。 当初はO2センサー異常でフィードバックが生かされていないのかと思い疑ってみたのですが取り付け、接触も問題なし。 このクルマには社外のECU(パワーFC)が付いていたのでコマンダーでモニタリングしてセンサーの動きを見てみます。
これだけのセンサー情報が一目で見れるのがこのパワーFCのいいところですね。 問題のO2センサー、普通に動いています。回転数を上げてみたりしても0V ~0.60Vくらいまで出力されているのでほぼ問題ないとみていいでしょう。 となると・・・このパワーFCはつるしのデータのままポン付けしているとのこと。 現車合わせでセッティングを取っているならガスが濃くなるはずはないんですが、つるしデータだとすると・・・エンジン破損しないように濃い目のセッティングのはず!
というわけで燃料マップトレースモードを使用してアイドリング状態で、コンピュータが読みこんでいるマップの位置を特定します。
その部分のマップの燃調を書き換えます! これ、知識のない方は下手にいじるとエンジン破損の原因となりますので注意! ガステスターに数回かけて数値を見ながら詰めていきます。
ほぼノーマル状態の数値まで絞り込むことができました。 あとは周辺のマップ数値を均して完成です。 今回はアイドリング周辺のマップ変更(車検対応のため)だけにしましたが、かなり濃い目のマップとなっているのようなので詰める余地はかなりありそうで、高回転まできっちり現車合わせでセッティングを取ればフィーリング改善&パワーアップが望めますね!
順調にいけば明日納車予定です。
こちらは車検作業のE様のルミオンです。
プラグは交換履歴もなく減りが見られるので交換となります。
フロントブレーキ分解点検中。
スライドピン一本が固着寸前でしたので磨いて再使用できるように復活させます。
これでしばらくはいけるでしょう。 グリースアップして動きを確認して組み付けます。
リヤは全く問題なし! 清掃、給油して組み付けました。
ブレーキフルードも全量交換! 交換するとピストンシール等の消耗品の持ちが違います。
適量まで補充し、完了です。 全く交換しないでフルードの色が汚れている車両もありますが、できれば交換することをオススメします! 当店では車検依頼頂いた方には点検時NGだとサービスでフルード全量交換を行います!
本日電話頂いた○様。 オデッセイ購入、製作の件ご相談ありがとうございます! 車両探しから製作までお手伝いさせてもらいますので今度また遊びにきて下さいね! その時にでも詳しいお話しましょう!